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アトピー性皮膚炎はどう対応するか

体の表面には皮膚があります。
皮膚があるからこそ体内に細菌やばい菌等が入らないようになっています。
傷などをすればそこから入る可能性が出てきますが、一般的には傷ができてもすぐにふさぐ仕組みがあります。
皮膚は毎日のように新しく作られていて、バリアの役割を果たしてくれています。
しかし一定の病気になると皮膚のバリアの機能が失われるかもしれません。
アトピー性皮膚炎は、湿疹などが全身に繰り返しできる病気になります。
本来皮膚はどんどん新しく作られますが、その機能が低下するとこの症状になります。
皮膚に異常があるのに新たに作られない状態です。
一度アトピー性皮膚炎になってしまうと、完治させるには根本的な原因の解消が必要です。
人によって原因が異なりますが、その原因を治さない限りは表面的に治ったように見えてもそれ以上治すことが難しくなります。
皮膚炎を治す薬は表面を治す薬で、塗って一時的に治ってもまた炎症が起きる可能性があります。

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